Unityでモーションキャプチャーしてみた
こんにちは。
Viveのコントローラー等を用いて、自分の動きを記録する方法をまとめておきます。
今回紹介する方法は2つあります。
Unity のアニメーションとして動きを記録する方法と、ゲームなどに動きを重ねて録画する方法です。
ちなみに、この記事はなぜか2ヶ月寝かせられていました。
Unity のアニメーションとして記録
EasyMotionRecorder を使う
こちらからダウンロードできます。こちらの使い方は、日本語でGitHubに詳しく説明を載せてくださっているので、そちらをご覧ください。
ただ、これを使おうと思うとボーンのアセットなどが必要になってきます。有料のFinal IK などを使っても良いのですが、今回は無料で使用できるXR Mecanim IK Plusというものを使用させていただきました。こちらもHPに詳しい使い方を載せて下さっています。
ゲームなどに動きを重ねて録画
バーチャルモーションキャプチャー(VMC) を利用する
バーチャルモーションキャプチャーとは、あきらさんという方が作られているソフトです。こちらからダウンロードできます。
これを使うと、自分の動きに合わせてVRMモデルを動かすことができます。そしてそれをSteam のLIV というソフトでゲーム画面と合成することで、ゲームに動きを重ねることができます。
使い方などは、VMC の公式ホームページに詳しく説明されています。
また、Twitter でわからないところをつぶやくと、開発者であるあきらさんご本人が秒でリプライを飛ばしてくださることがあります。
私はそれを知らずにつぶやいていたのですが、とてもありがたかったです。
やっとバーチャルモーションキャプチャーでそれっぽい動画をとることができた(音ないけど) pic.twitter.com/IB3mAQD1ZK
— 😧たけのこごはん😮 (@takenokogohan15) December 8, 2018
VRCaputure を利用する(未解決)
VRでのゲーム画面を録画するものとして、VRCaptureというものもあります。これはSteam だけではなくViveport でも使えます。
こちらのソフトでも3人称視点の録画ができるみたいなのですが、「Steam のパスが見つかりません」というエラーが出て上手くいきませんでした・・・。どなたかご存知の方がいらしたらコメントなどいただけると嬉しいです。
3Dモデルをどうやって用意するか
配布モデルを借りる
ドワンゴさんが配布されているアリシアソリッドちゃんや、プログラミング生放送さんが配布されているプロ生ちゃんなど、無料で利用できる3Dモデルがあります。ニコニ立体にVRMモデルも用意されています。
利用規約をよく読んでお借りしましょう。
自分で作る
とは言っても、1から学んで作るのは大変です。ですが、簡単に3Dモデルを作れるアプリと、自動で人型ボーンを入れてくれるMaximoを利用すれば、比較的簡単に作ることができます。
- 3Dモデル作成
例えば、iOSアプリとして、shaper3D というアプリがあります。
また、viveなどVR機器をお持ちの方は、Googleが提供しているBlocks というソフトもおススメです。それこそ積み木のように、簡単に3Dモデルを作ることができます。
作ったモデルはpolyというサイトにアップロードでき、objファイルやglTFファイルなどの形式でダウンロードできます。
ちなみに、こちらが私のpolyのページです。
- Mixamoで骨を入れる
こちらからアクセスします。
まず会員登録をします。Adobe のIDを持っている方はそれでログインできます。
ログインできたら、BROWSE ANIMATIONSをクリックします。すると、アニメーションがたくさん出てきますが、まずは3Dモデルをアップロードします。
右側にあるUPLOAD CHARACTER をクリックし、objファイルとテクスチャをzipに圧縮した物をアップロードします。
するとボーンを設定する画面になるので、指示に従って設定します。ここでなぜかテクスチャが表示されないことがあるのですが、表示されていないだけでちゃんと存在している(はず)なので大丈夫です。
設定が完了したら、アニメーションを何も選択しない状態でDOWNLOAD をクリックします。
するとボーンの入った3Dモデルがダウンロードできます。
モーションキャプチャーができると、Vtuberっぽいことができて楽しいですね。