TouchDesigner入門 〜実用編〜
こんにちは。だいぶ春めいてきましたね。
TouchDesigner入門、最終回です。
前回の記事はこちら↓
kabos.hatenablog.jp
パーティクルをつける
パーティクルをつけるだけで、一気に華やかに、豪華に見えますよね。そんなパーティクルの付け方です。
まず、SOPのParticle を配置します。そして、パーティクルに好きな図形を入力し(繋げ)ます。するとパーティクルの完成です。
あとはこれを3Dの表示と同じようにカメラ、ライト、ジオメトリ、レンダラを配置して出力すると、キラキラです!
ちなみに、複数の3Dを表示する時は、ジオメトリを複数用意して、同じレンダラに繋げたらOKです。
また、パーティクルに画像をつける方法もメモしておきます。
先程は好きな図形とParticle オペレーターを直接繋ぎましたが、画像を載せる場合は間にSort とPoint を繋ぎます。そして、Particle のStateタブのParticle Type を、Render as Point Sprites に変更します。
最後に、Movie File In(好きな画像を選ぶ) -> Null -> (MAT) Point Sprite と繋ぎ、そこからパーティクルを繋いでいるジオメトリにD&Dすれば、画像がパーティクルとして動きます!
こんな感じで動きます。
— すだち (@kabostrawberry) 2019年3月20日
音の入力と出力
音をマイクから入力したり、逆に音を出すこともできます。
まず、音の入力は、CHOPの Audio Device In オペレーターでできます。試しに置いてみると、既に振動している波形が見えると思います。ただこのままでは扱えないのでAnalyzeオペレーターなどをかまして使うようです。
また、マイクからの入力ではなく、Sin波などを入力することもできます。CHOPのWave オペレーターを配置してみます。すると、波が出てくると思います(ちなみに、Audio Oscillatorというオペレーターもあり、こちらも波を入力できます)。
これだけでは少しつまらないのでよりなみなみしくしてみましょう。CHOPのNoise オペレーターを配置してみます。そしてwave1とnoise1をCHOP Math オペレーターに繋ぎ、OPタブのCombine CHOPs を Add にします。
Sin波に良い感じにノイズが加わったと思います。
最後に、音の出力はCHOP Audio device Out を使います。
入力元から、Audio Device Out に繋げます。すると、もう音が聞こえるはずです!とても簡単ですね。
LeapMotionを使う
Leap Motion というのは、手の動きを読み取ってくれるセンサーです。ここでは、PCに繋いだらすぐ使える状態になっているものとします。
CHOPのLeap Motion オペレーターを配置します。すると、たくさん横棒が表示されると思います。これがLeap Motion が読み取っている値です。
ここから、Select オペレーターで使いたい値を抽出します。そしてExpress とCHOP Execute で条件処理をすれば、手の動きに合わせて画面や音を変化させることができます!!
カメラからの入力
TOP のVideo Device In でカメラの映像を取得できます。
後ろにEdge をつなげると輪郭を抽出でき、Threshold で白黒っぽくできます(明るさの抽出)。
また、RGB Key で背景を消したりできるので、簡単な合成などにも使えます!
Overを利用してパーティクルなどと重ねていくと、楽しいです。
また、後ろにBlob Track TOP を繋ぐと位置のトラッキングなどもできるようです・・・!色々遊んでみたいと思います。