octaveでフィッティングしてみた(準備編)
タイトルの通り、octaveでフィッティングする機会があったのでやってみました。まずは準備編です。
ちなみに、フィッティングとは、回帰分析などを用いてデータなどに最もよくあてはまる曲線を求めることです。
0.octaveとは
MATLABと互換性のある、数値解析のためのソフトです。無料で使えて便利です!
ここ からダウンロードできます。(Macは homebrewを使うのが一番楽かも)
今度まとめを兼ねてoctaveおすすめ記事を書きたいですね・・・。
1.パッケージを入れる
フィッティングをするのに、leasqr関数を使いたいので、その関数が入っているパッケージをダウンロードします。何も理解していませんが、これを使うとフィッティングができるらしいです。ちなみに、パッケージはOctave-Forge を利用します。
leasqr関数はoptimというパッケージファイルに入っていますが、optimを使うにはstructとmiscellaneousが必要で、miscellaneousはgeneralが必要です。つまり、general,struct,miscellaneousをまずダウンロードしてからoptimをダウンロードします。
octave上で、
> pkg install -forge パッケージファイル名(optimなど)
とすればokです。
ちなみに、パッケージを使う時はロードが必要です。
> pkg load パッケージファイル名
でロードできます。
2.データを整理する
ここは正直フィッティングには関係ないですが、せっかくなのでメモとして残しておきます。
今回行った実験では、データが多くのファイルに分かれていて、まずそれをまとめる必要がありました。そこで今回は、フォルダの中のファイルを一気に開いて、それらを行列にまとめるということを行いました。
まず、dir を使ってファイル内の拡張子が.txtのものを"files"というリストにしました。そして、files(1).nameなどとするとそのファイルの名称を返してくれるので、それを利用してファイルを開きました。
ファイルが開けたら、あとは欲しい列を取ってきて繋げていけば、データをまとめることができます。
それでは、次回はいよいよフィッティングに入りたいと思います。↓